暮らしは、買うものじゃなく、重ねていくもの。
小村舎は、鹿児島の南薩地方を中心に、物件仲介、住宅や店舗のリノベーション、民泊運営を通して、「暮らしの入口をつくる」ことを生業としています。
市場では評価されなくなった建物でも、少し手を入れたり、見方を変えたりするだけで、また誰かの居場所になることがあります。不便もたのしんだもん勝ちです。
ちょっと大きな話をすると、「過疎化」や「限界集落」という言葉が何十年も前から言われてきたと思います。でもやっぱりそこには過去から現在まで積み重ねてきた営みがあり、そのエネルギーの塊みたいなものを体感しています。昨日今日では成しえないパワーとでもいうのでしょうか。
小村舎は、その場所に流れてきた時間や文脈を大切にしたいと思っています。
だからこそ、大きな主語ではなく、小さな主語から始めたいと思っています。
日々の小さな選択や行動、営みの積み重ねがやがて地域の風景や文化をつくっていく。
新しく開発された場所もいいですが、昔から人が暮らしてきた場所や建物には、長い時間のなかで育まれてきた佇まいがあります。そこには、自然とともに生きてきた知恵や風景が今も残っています。
そんな土地や自然との関係を、もう一度結びなおすような暮らしに魅力を感じています。
どんな家に住むかは、どんな暮らしをしたいかということ。
誰かが用意した正解を選ぶのではなく、それぞれの物差しで暮らしを面白がっていく。
どこで、誰と、どんな毎日を選ぶのか。
暮らしは、買うものじゃなく、重ねていくもの。
小村舎は、物件を紹介して終わりではなく、地域に根ざした視点で一人ひとりの暮らしづくりに寄り添いながら、その入口をつくっていきます。
小村舎 – comurasha –
「小村舎(こむらしゃ)」という名前には、いくつかの意味を重ねています。
小さな村の舎。「舎」には、人が集い、暮らし、営みを育む場所があります。
家を売ったり建物を直したりするだけの場所ではなく、人と人、人と地域、人と自然との関係がゆるやかにつながっていく、小さな場所・存在でありたいと考えています。
co = 個
一人ひとりの「こう暮らしたい」という思いや、それぞれの価値観。
co = 小
小さな行動、小さな選択、小さな一歩。
comu= community
人と人、人と地域、人と自然とのつながり。
ura=裏
表には見えない魅力・価値を見出す。
土の中に根を張り、見えないところで支えているもの。
主役ではなく裏方でありたい。
今ある風景も、地域も、暮らしも、誰かの小さな行動や選択の積み重ねによってつくられてきました。
大きな変化も、誰かが踏み出した小さな一歩から始まります。
小さな「個」が集まり、それぞれの暮らしを持ち寄りながら、地域との新しい関係を育んでいく。
小村舎は、そんな場所・存在でありたいと思っています。
ロゴは「なのるなもない野うさぎ」
野うさぎは、誰かに飼われることなく、自分の居場所を見つけて自由に生きています。
流行や効率、コスパやタイパとも少し距離を置きながら、自分のリズムで暮らす。
群れをつくらず、それぞれがそれぞれの場所で生きる姿に、小村舎が大切にしたい思いを重ねています。
どこへ行っても同じような風景や、誰かが用意した正解ではなく、それぞれの土地に、それぞれの暮らしがあっていい。
野うさぎのように、自分たちの物差しで、自分たちらしく生きる。
そんな思いを込めています。